UR賃貸は連帯保証人が不要だとCMに流れていますが、実は緊急連絡先が必要だという事を契約時に言われて困る事があります
確かに連帯保証人というハードルに比べて低くなりますが、人にお願いしなければいけないのは大変です
UR賃貸の契約時に必要な緊急連絡先について解説します
UR賃貸で緊急連絡先がいない場合の問題と対処法
連帯保証人が不要なUR賃貸住宅ですが、代わりに契約者と連絡が取れなくなったときに本人と連絡を取るために連絡先を2名分用意しなければいけません
人に頼る事で借りを作る事に困る方が非常に多いのも事実です
どうすればいいのかについて解説します
緊急連絡先2名から1名に変更できる場合も
契約時にUR賃貸営業所で相談することで2名必要な緊急連絡先が1名でもいいとおしゃっていただける場合もあります
どうしても厳しい場合は相談しましょう
親族2親等までの緊急連絡先について
基本的には祖父母、孫、叔父、叔母の2親等の親族が緊急連絡先として必要ですが、友人知人、会社の上司などに緊急連絡先になってもらうことも可能です
UR賃貸の緊急連絡先と一般的な連帯保証人との違い
緊急連絡先をお願いするときに断られたという方が多いです
その際、よく連帯保証人と勘違いされることもあります
わかれば連絡先に登録してくれる方も多いです
①緊急連絡先に家賃支払い義務はない
緊急連絡先はあくまでも連絡先です
連帯保証人のように家賃の支払い義務はありません
家賃支払いが延滞されたとしても請求は来ることはありません
②契約書の責任を負わない
連帯保証人は契約書にかかれている内容のすべてについて責任を負います
それに対して緊急連絡先はあくまでも連絡先になります
③連帯保証人、保証人、緊急連絡先について
連帯保証人
連帯保証人は入居者が契約内容を履行できなくなった場合、全責任を肩代わりします
支払いについても『支払いは先に入居者に請求して』ということは主張することはできません
連帯保証人は保証人、緊急連絡先とは全く違う契約者と同等の責任を負います
保証人
連帯保証人と違う支払いについては『支払いは先に入居者に請求して』ということは主張することはできます
『連帯』という文字がなくなった分、責任は少なくなりますが、契約内容について保証します
緊急連絡先
緊急連絡先とは、入居者に伝えたい要件があるが入居者に連絡がつかない場合に連絡をする相手のことです。連帯保証人、保証人とは違い金銭の請求が来ることはなく、入居者と連絡が付けば緊急連絡先に連絡が来ることはありません。
まとめ
民間賃貸住宅においても連帯保証人不要という物件がでてきています
ただ、純粋に連帯保証人不要ではなく家賃保証会社加入が条件になります
連帯保証人の役割を家賃保証会社が肩代わりしますが、費用がかかります
UR賃貸住宅では一切連帯保証人は不要で家賃保証会社もありません
注意したい事は連帯保証人は不要ですが緊急連絡先が最低1名必要になります