賃貸を借りる際に、水道の水ではなく浄水器を設置して飲み水や料理に使いたいと思う人は多いのではないでしょうか?
しかし、浄水器を設置すると定期的にカートリッジの交換をする必要があり、その費用負担は誰なのか気になりますよね。
そこで今回は、賃貸の浄水器カートリッジ交換の負担は誰?というテーマで、浄水器の必要性や注意点なども併せながら解説していきたいと思います。
賃貸で、浄水器を使いたいという人はぜひ参考にしてみてください。
賃貸の浄水器カートリッジ交換費用は誰負担?
それでは早速、賃貸の浄水器カートリッジ交換費用は誰負担なのかについて解説していきましょう。
結論から言うと、賃貸の浄水器のカートリッジ交換費用は、基本的には借主負担になる事が多いでしょう。
浄水器のカートリッジは、普通に浄水器を使用していればある一定の年月が経過すれば交換が必要になる「消耗品」です。
ただし、賃貸借契約書に浄水器のカートリッジ交換に関する記載がある場合は、その内容に従う事になります。
賃貸では浄水器は必要?
では次に、賃貸では浄水器は必要なのか?という点について解説していきましょう。
先ほど、浄水器のカートリッジは消耗品であるため、基本的にはカートリッジ交換費用は借主負担になると解説しました。
そのため、わざわざ費用がかかる浄水器は最初から必要ないのでは?と考える人も多いと思います。
しかし、匂いや味に敏感で美味しい水が飲みたいという事であれば、賃貸で浄水器の設置は必要と言えるでしょう。
賃貸の水道から出てくる水は、飲み水として使用する際に安全だと確認されたものですが、匂いや味に敏感な人は塩素臭やカルキ臭が気になる事があります。
水は、飲むだけでなく料理などにも使いますし、毎日飲むものなので出来るだけ安全で美味しいものを口に入れたいですよね。
また味や匂いだけでなく、浄水器を通した水はお肌や髪の毛などにも良い影響があります。
浄水器は、水の中にある残留塩素を除去する働きがありますが、その他にも不純物を取り除いてくれる機能があるので、肌が弱い人やダメージがかかっている髪などにも優しく、免疫力が低い赤ちゃんでも安心して使用できる状態にしてくれるのです。
さらに、賃貸で女性の1人暮らしをしている場合、借りている部屋まで重いペットボトルの水を毎回購入するたびに運ぶのは大変ですよね。
浄水器を使用すれば、ペットボトルで水を買う必要がなくなるため、生活面での負担も減らす事が出来ます。
このように、匂いや味に敏感で美味しい水を使いたいという気持ちが強い人や、肌が弱い人、ペットボトルの水を毎回購入するのが面倒という人には、浄水器は必要と言えるでしょう。
賃貸で浄水器を使用する際の注意点
では次に、賃貸で浄水器を使用する際の注意点を解説していきたいと思います。
賃貸借契約書を確認する
まず1つ目は、賃貸借契約書を確認するという事です。
賃貸の借りている部屋で、何か設置したりする場合は、必ず賃貸借契約書を確認する必要があります。
賃貸住宅の中には、最初から浄水器が設置されているケースもあり、その場合はカートリッジ交換についても賃貸借契約書に記載されているはずです。
設置可能な浄水器の種類など、特約などで書かれている場合は、その内容に従った浄水器を使用するようにしましょう。
定期的なコストがかかる
2つ目は、定期的なコストがかかる事を知っておくという事です。
先ほども触れましたが、浄水器はカートリッジで水の中に含まれている不純物を取り除いて使用するものなので、使用頻度に応じてカートリッジを交換する必要がでてきます。
また、浄水器自体の設置にもある程度の費用がかかるので、賃貸で浄水器を導入したいと思っている人は、費用面の事もしっかり確認すると安心でしょう。
生活スタイルに合わせたものを選ぶ
そして3つ目は、生活スタイルに合わせたものを選ぶという事です。
浄水器にはいくつか種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
例えば、ポット型の浄水器や蛇口から直接繋ぐタイプの浄水器、据え置きタイプの浄水器など生活スタイルに合わせて浄水器の形を選べるようになっています。
そのため、賃貸借契約書を確認した上で、自分の生活スタイルに合ったものを選ぶようにすると快適に美味しい水を使う事が出来るでしょう。
賃貸でおすすめの浄水器
それでは最後に、賃貸でおすすめの浄水器をご紹介していきたいと思います。
【蛇口直結型】東レ「トレビーノ」MK206SMX
蛇口に直接繋ぐタイプの浄水器で、浄水スピードが速く水跳ねが少ないので賃貸でも周囲を汚さずに使用できます。
吐水口カバーが着脱可能なので、簡単に取り外してお手入れする事が出来ます。
液晶画面に浄水の総使用量が表示されるので、カートリッジ交換時期を把握出来ます。
【ポット型】ブリタ「リクエリ」KBLQCW1Q
ポット型の浄水器で、蛇口に直接設置出来ない場合でも使用する事が出来ます。
1つのカートリッジで、約150ℓの水を浄水でき、フタの部分に液晶メモでカートリッジ交換時期をチェック出来るようになっています。
まとめ
さて今回は、賃貸の浄水器カートリッジ交換の負担は誰?というテーマで、浄水器の必要性や注意点なども併せながら解説してみました。
手軽に美味しい水が飲める浄水器は、賃貸でも設置したいと思う人は多いと思います。
しかし、賃貸の場合は契約書において使用が認められているかを確認する必要がありますし、基本的にはカートリッジ交換費用は借主負担になるのでコストがかかる事を覚えておく必要があります。
今回は、賃貸でも設置しやすい浄水器もご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください。