賃貸の内見で確認しておきたいチェックリストや注意点など解説します！

賃貸を探している時は、契約する前に内見をする人が多いと思います。

しかし、ポイントを押さえて内見しないと、いざ契約をした後に問題が発生してしまう可能性があるので、しっかりとチェックすべきポイントを覚えておく必要があります。

そこで今回は、賃貸の内見で確認しておきたいチェックリストというテーマで、注意点なども併せながら解説していきたいと思います。

これから、賃貸の内見をしようと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

賃貸の内見は必ずするべき

多くの場合、賃貸情報などを見て借りたい物件を探すと思いますが、賃貸情報では物件の写真が掲載されているだけなので、実際の部屋の様子は全て把握する事は出来ません。

写真は、その物件が一番よく見える角度で撮影されているケースがほとんどなので、写真に写っていない場所に関しては実際に自分の目で確かめるのが一番確実です。

そのため、情報だけで完璧だと感じる物件でも、実際に借りる前には必ず内見はするべきと言えます。

賃貸の内見で確認しておきたいチェックリスト

それでは実際に、賃貸の内見をする際に確認しておきたいチェックリストをご紹介していきたいと思います。

ここでご紹介するリストは、基本的な部分かつ最低限チェックしておいた方が良いものになるので、この部分に関してはチェック漏れがないようにしましょう。

居住空間

居住空間で確認しておきたい部分は、部屋の大きさ・間取り・生活動線・壁や床の防音・収納スペース・コンセントの数などが挙げられます。

部屋の大きさや間取りは、家族構成や生活スタイルによっても異なるので、何人でどのような生活リズムになるのかを考えながら家具の置く配置なども併せてチェックすると安心です。

そこに加えて、生活動線も意外と重要なポイントです。

特に、キッチンからリビングへの動線や、寝室から洗面台までの動線など、実際に部屋の中で生活しているような感じで動いて見ながら確認しましょう。

小さなお子様がいる場合は、床や壁の防音も内見の際に必ずチェックしておきたいポイントです。

ベランダに出てみて、中の音がどれだけ聞こえるかを確認してみるのもおすすめです。

さらに、住んでみると足りなくなりやすい収納スペースやコンセントの数も、内見の際にチェックしておくべき部分です。

クローゼットの奥行なども、実際に家具が入るかどうかをイメージしながら確認してみると良いでしょう。

水回り

水回りで確認しておきたい部分は、トイレ・お風呂・洗濯機まわり・排水口などが挙げられます。

トイレは、物件によって温水洗浄便座などの機能がある場合もありますし、トイレ自体の広さも物件によって異なるのでチェックしましょう。

お風呂は、衣類乾燥などが使用できるか、暖房機能があるかなども確認しておくと、1年通して快適に過ごす事が出来ます。

また、洗濯機まわりは排水口の匂いを必ずチェックしておきましょう。

内見時に水が出せる事もあるので、出せるようならば実際に出してみて使用感をチェックするのもおすすめです。

内装や設備等

内装や設備等で確認しておきたい部分は、照明・エアコン・インターホン・キッチンコンロ・フローリング・壁紙などが挙げられます。

フローリングや壁紙の傷・汚れは、退去時の原状回復費用にも反映されるので、事前にチェックしておくべき部分になります。

あまりにも汚れや傷は酷い場合は、管理会社などに確認しておく必要があります。

また、照明の数やエアコンの設置有無なども、入居する時期によってはすぐに対応が必要になる部分なので、内見の際に必ず確認しておきましょう。

さらに、インターホンも録画機能付きだと防犯上安心です。

キッチンコンロは、ガスかIHかを確認しておく事を忘れずにしましょう。

日当たりやカビなど

賃貸で生活する上では、日当たりは非常に重要なポイントですよね。

特に冬場は、日当たりが悪いと洗濯物が乾かなかったり、室内がカビっぽくなってしまう原因になるので注意が必要です。

出来れば、南側で日差しを遮るような高い建物がない場所が良いでしょう。

また、日当たりと合わせて風通しもチェックしておくと安心です。

風通しが良いと、結露が出来にくくカビを予防する事が出来るからです。

インターネット環境など

そして、現代の生活では欠かす事の出来ないインターネット環境も、内見の際に必ずチェックしておきましょう。

賃貸情報では分からない、周囲の建物の状況によって電波は変わってしまいます。

どこの部屋にいても、問題なくインターネットを使用できるかを、事前にチェックしておきましょう。

賃貸で内見する際の注意点

では次に、賃貸で内見する際の注意点を解説していきたいと思います。

筆記用具・メジャーとカメラを持参する

まず1つ目は、筆記用具とカメラを持参するという事です。

内見の際には、部屋の大きさを調べて家具が置けるか確認する必要があるので、筆記用具やメジャーは必ず持参するようにしましょう。

また、内装の汚れや傷なども、気になる箇所は画像として残しておくと安心です。

カメラがなくても、スマホでも十分なので安心しましょう。

平日と休日のどちらも訪れてみる

2つ目は、平日と休日のどちらも訪れてみるという事です。

不動産会社によっては、周辺の工場が休みの日に内見を案内するケースもあり、そうすると平日の騒音などが確認できずに入居してからトラブルの原因になります。

そのため、出来るだけ平日と休日のどちらも訪れてみると、物件周辺の状況も確認出来るのでおすすめです。

気になる事はその場で確認する

そして3つ目は、気になる事はその場で確認するという事です。

内見の際には、管理会社の人や大家さんが案内してくれるので、気になった事はすぐに質問して不安を解消しておくようにしましょう。

賃貸の内見で後悔しないお部屋探しを！

賃貸を探す際には、内見は絶対に必要です。

画面上では分からない細かい部分も、内見で実際に見てみるとまた違った風に見え、賃貸を選ぶ際に非常に役立ちます。

内見せずに、そのまま決めてしまうと、入居した後に思っていたのと違うなど後悔する可能性が高くなるので、必ず内見をして後悔しないお部屋探しをする事が大切です。

まとめ

さて今回は、賃貸の内見で確認しておきたいチェックリストというテーマで、注意点なども併せながら解説してみました。

賃貸で内見をする際は、意外と確認しておくべき部分が多く、どこを重点的に見ればいいか悩んでしまう人も多いかもしれません。

今回は、最低限ここはチェックしておくべきという部分をご紹介しましたので、内見の際はぜひ参考にしてみてください。