UR賃貸はなぜ初期費用・賃料が安い？理由や特徴などを解説します！

UR賃貸は、一般的な賃貸住宅に比べて初期費用などが安いと言われていますよね。

しかし、実際になぜ他の賃貸よりも安く出来るのか分かる人は少ないでしょう。

そこで今回は、UR賃貸はなぜ安いの？というテーマで、理由や特徴などを詳しく解説していきたいと思います。

UR賃貸の安さの秘密が知りたいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

UR賃貸はなぜ安いの？

なぜ初期費用が安い

それでは早速、UR賃貸はなぜ安いのか？という部分について解説していきましょう。

結論から言うと、UR賃貸は都市再生機構(UR都市機構)という独立行政法人が管轄している公的な賃貸住宅で、国が経営している物件とも言え、礼金や更新料などが基本的にかかりません。

そのため、一般的な賃貸で必要になる仲介手数料や礼金・更新料などがかからず安いのです。

初期費用でもっともかかる敷金はUR賃貸住宅では預り金になります

敷金は家賃2ヶ月分を預かることで退去時に原状回復費を差し引いて入居者に返金されます

返ってくる可能性があるということです

民間賃貸住宅の場合はほとんどの場合礼金として初期費用が一切帰ってこないシステムを採用している場合が多いです

なぜ、家賃が安い

UR賃貸住宅のほとんどが昭和30年代～40年代に建築された古いものが多いことがまず考えられます

更にその時代の建築物は５階までの物が多くエレベーター設置義務がありません

エレベーターが無い物件について低層階の家賃が高く、高層階の家賃が安くなります

高層階の安い家賃のお部屋は地域の中でも特に低家賃になります

UR賃貸では団地以外の物件も安いの？

では次に、UR賃貸では団地以外の物件も安いのか？という点について解説していきましょう。

あなたは、UR賃貸と聞いてどのような建物をイメージするでしょうか？

一般的に、UR賃貸は団地のイメージが大きいかもしれませんが、実際には団地タイプの物件以外にも様々なタイプの物件を取り扱っています。

・タワマンタイプの「UR PLUS」

・無印良品商品でリノベーションした「MUJI×UR」

・イケア商品でデザインされた「イケアとUR」

・DIY可能物件

・シェアハウス制度

このように、UR賃貸では団地以外にも様々なタイプの物件を取り扱っていますが、もちろんUR賃貸の入居基準はこれらの物件にも該当します。

団地のように、優遇制度や審査の緩和制度などもあり、通常の賃貸よりも安く住む事が出来る事には変わりありません。

UR賃貸の安さの理由

では次に、UR賃貸がなぜ安いのか、その具体的な理由についてご紹介していきましょう。

初期費用が安い

まず1つ目は、初期費用が安いという事です。

UR賃貸は、初期費用として日割り家賃と敷金2ヶ月分があれば引っ越す事が出来ます。

一般的な賃貸への入居時にかかる初期費用と比較すると、半分以下で入居する事が出来るのです。

またその他にも、一般的な賃貸では「火災保険料」「抗菌・消毒費用」「鍵交換費用」などの費用が必要になりますが、UR賃貸では火災保険への加入も任意となっているので、必要ないという人の場合は火災保険料もかからず安く入居する事が出来ます。

更新料がかからない

2つ目は、更新料がかからないという事です。

一般的な賃貸では、契約を更新する際に必ず更新料が発生します。

しかし、UR賃貸では物件のあるエリアに関わらず、更新料がかかりません。

そのため、契約更新手続きさえすれば、更新料がかからずに住み続ける事が出来るのです。

割引プランが充実している

3つ目は、割引プランが充実しているという事です。

UR賃貸では、初期費用や更新料がかからず安いというイメージですが、実は家賃に関しては特別安いというわけではありません。

そのため、UR賃貸は高いというイメージを持っている人も一定数いるかと思います。

しかし、UR賃貸では様々な割引プランを用意しているので、実際にはそのような割引プランを利用する事でお得な家賃で入居する事が可能になるケースがあります。

• U35割：35歳以下なら3年間の定期借家契約で家賃が割引になる
• 近居割：ご家族のお部屋の近くに住む事で最大5年間家賃を5%割引
• そのママ割：18歳未満の子どもがいる場合、3年間の定期借家契約で家賃が割引
• 子育て割：子どもがいて世帯収入が少なければ家賃が20%割引
• URライト：契約更新出来ない代わりに、家賃20%割引

上記のように、UR賃貸では家賃も割引で安くできる方法が色々と設けられているのです。

保証人が必要ない

そして4つ目は、保証人が必要ないという事です。

一般的な賃貸では、入居時に保証人を立てる必要がありますよね。

最近では、不動産会社で入居の申し込みを行う際に、保証会社への加入が入居条件になっている所も少なくありません。

保証会社へ加入すると、それだけで賃料の50%～100%の保証料を支払う必要が出てくるので、意外と費用がかかる項目となっています。

しかしUR賃貸では、連帯保証人や保証会社への加入は必要ないので、その部分の費用を全てカットする事が出来ます。

そのため、安く入居する事が出来るというわけなのです。

まとめ

さて今回は、UR賃貸はなぜ安いの？というテーマで、理由や特徴について詳しく解説してみました。

UR賃貸は、一般的な民間の賃貸とは異なりUR都市機構という独立行政法人が管轄している賃貸で、安く住めると言われています。

UR賃貸では、一般的な賃貸を契約する際に必要になる仲介手数料や更新料などの費用を大幅にカットする事が出来るので、安く入居する事が可能となっているのです。

また家賃に関して、そこまで安いイメージを持っていなかったという人も、今回ご紹介した色々な割引プランを利用すれば安くなるという事が分かったと思います。

これからUR賃貸への入居を検討しているという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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