多くの賃貸では、入居審査の際に収入などの基準が設けられているため、入居したいと思っても無職だと無理だろうと諦めてしまう人も多いかもしれませんね。
しかし、UR賃貸では無職でも条件によっては入居できるケースもあるので、諦めるのは早いです。
そこで今回は、UR賃貸が無職でも入居できる理由や申し込む際のポイントなどについて詳しく解説していきたいと思います。
無職だけどUR賃貸に入居したいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
UR賃貸が無職でも入居できる理由
それでは早速、UR賃貸が無職でも入居できる理由から解説していきましょう。
一定の貯金額があればOKだから
まず1つ目は、一定の貯金額があればOKだからという事が挙げられます。
そもそも、無職の人が賃貸を借りる際に躊躇してしまう1番大きな要因は、家賃の支払いが出来ない事ですよね。
毎月、決まった固定の収入がない場合、確かに家賃などの支払いが滞る危険性がありますから。
しかし、UR賃貸では一時払い制度と言ういわゆる前払いをする事で、安定的な毎月の収入がない無職の人でもOKという決まりがあるのです。
そのため、一般的な賃貸では入居審査で落とされてしまう無職の人でも、入居できる可能性が高くなると言えます。
UR賃貸では、審査の際に月収基準額というものが設けられており、例えば62,500円未満の家賃の物件の場合は、家賃額の4倍の月収が必要とされています。
しかし、入居したい物件の家賃の100倍の貯蓄がある事を証明出来たり、12ヶ月分の家賃と敷金+共益費などが支払える貯蓄がある場合は、月収基準額の条件に当てはまらなくても、審査に申し込む事が出来ます。
一括で1年分の家賃を前払いする場合は、収入証明書などの必要書類なども特に必要ないので、手続きも非常に簡単です。
特例制度が利用できるから
2つ目は、特例制度が利用できるからという事が挙げられます。
UR賃貸では、無職でなおかつ貯金額もないという場合でも、条件に該当する人は特例制度を利用する事が出来ます。
その条件とは、60歳以上や障害者、18歳以上の学生です。
この条件に該当する場合は、扶養家族がUR賃貸が定める条件を満たしていれば、入居契約をする事が可能となっています。
次の就職先が決まっていれば大丈夫
3つ目は、次の就職先が決まっていれば大丈夫という事が挙げられます。
UR賃貸に入居したいと思った時に無職でも、もしすでに次の就職先が決まっているような場合は、その事をURに申告すれば申し込む事が出来ます。
その場合、いつから収入が発生するのか、就職先の情報などを提示する必要がありますが、収入が発生する見込みの状態でも契約は出来るので安心しましょう。
支払い能力のある人が連帯保証人になっていればOK
そして4つ目は、支払い能力がある人が連帯保証人になっていればOKだからという事が挙げられます。
UR賃貸では、契約者本人が無職で家賃などの支払い能力がない場合でも、一定の安定した収入がある両親や兄弟などを連帯保証人にすれば、家賃の支払いが滞る事がないので契約する事が出来る可能性が高くなります。
UR賃貸に無職の人が申し込む際のポイント
では次に、UR賃貸に無職の人が申し込む際のポイントについて解説していきたいと思います。
出来るだけ家賃が安く郊外の物件を選ぶ
まず1つ目は、出来るだけ家賃が安く郊外の物件を選ぶという事です。
UR賃貸では、先ほどもご紹介した通り、無職でも契約できる条件はいくつかありますが、それでも家賃の高い物件よりも安い物件の方が審査に通る可能性が高くなります。
一括で前払いする場合でも、家賃が安い方が契約者の負担も少なくて済みますよね。
また、郊外の物件では同じ条件でも都市部のUR賃貸よりも家賃が安いケースが多く、無職の人にとっては契約しやすい物件が多いのでおすすめです。
貯金額で支払い能力を証明する
2つ目は、貯金額で支払い能力を証明するという事です。
無職の人がUR賃貸を契約するためには、支払い能力を証明する必要があるので、家賃を十分に支払う事が出来る貯金がある事をしっかりと証明する事が重要です。
一般的には、家賃のおおよそ24か月分の貯金額があれば、審査に通る可能性が高くなると言われています。
アルバイトでも働いていた方が審査に有利
そして3つ目は、アルバイトでも働いていた方が審査に有利という事です。
無職の人の中には、正社員としての就職先がなかなか決まらないという人も多いかもしれません。
そのような場合は、正社員にこだわらなくても、とりあえずアルバイトなどで決まった収入を確保する事でも、入居審査には有利になる事があります。
貯金額がある程度ある場合でも、アルバイトなどで収入が途絶えないようにしておくと審査に通りやすくなるのでおすすめです。
UR賃貸には無職の人に向いている物件が多い
一般的な賃貸では、毎月安定した収入がない無職の人は、まず審査に通る事は難しいでしょう。
しかしUR賃貸では、様々な生活スタイルに合わせた間取りの物件を用意しているため、無職の人でも契約しやすいような家賃の安い物件や、エレベーターがない・利便性が悪いなどの条件が悪く人気があまりないため、審査に通りやすい物件なども郊外には多くあります。
そのため、一般的な賃貸では諦めてしまうような人でも、UR賃貸ならば契約できる可能性が高いので、自分のライフスタイルに合った物件を探してみるようにしましょう。
まとめ
さて今回は、UR賃貸が無職でも入居できる理由や申し込む際のポイントなどについて詳しく解説してみました。
無職で、安定した収入がないと賃貸は借りられないというイメージが強いですが、今回ご紹介したようにUR賃貸ならば入居できる可能性が高いのでおすすめです。
一定の基準を満たす貯金額がある場合は、前払いする事で審査に通る可能性が高まりますし、身内に連帯保証人を頼めるような人がいる場合は、連帯保証人になってもらうという方法もあります。
このように、UR賃貸では一般的な賃貸よりも無職の人が借りやすい仕組みが整えられているので、無職でも賃貸を借りたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。