UR賃貸に網戸がない理由や設置の際の注意点など詳しく解説します!

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敷金や仲介手数料がかからず、引っ越しの際の初期費用を節約できるので、引っ越し先としてUR賃貸を選ぶ人も多いと思いますが、UR賃貸では一般的な賃貸では設置されている事の多い網戸がないケースが多いと言われています。

虫などの侵入を防ぐための便利なアイテムである網戸がついていないと、夏場など若干不便さを感じる事がありますよね。

そのため、網戸がないと聞いてUR賃貸を選ぼうか迷ってしまう人もいるでしょう。

そこで今回は、UR賃貸に網戸がない理由や設置の際の注意点というテーマで、詳しく解説していきたいと思います。

目次

UR賃貸に網戸がない理由

それでは早速、UR賃貸に網戸がない理由から見ていきましょう。

結論から言うと、住宅整備公団仕様書の中に、網戸は付帯設備として含まれていないからです。

そもそもUR賃貸は、1955年に設立された日本住宅公団が前身となっており、現在は国土交通省所管の独立行政法人であるUR都市機構が建物を管理しています。

そのため、一般的な賃貸物件とは異なり、コストを出来るだけ削減する目的もあり、付帯設備として含まれていない網戸は設置されていないケースが多いのです。

しかし、最近では多くのUR賃貸物件でリフォームなどが行われており、新しくリフォームされた物件においては、網戸が設置されている事もあります。

ただし、高層階になると網戸がないケースが多いのでUR賃貸物件で網戸がほしい場合は、事前に網戸が設置されているかを確認しておくと安心でしょう。

UR賃貸で自分で網戸をつける方法

では次に、UR賃貸で自分で網戸をつける方法をご紹介していきたいと思います。

先ほども解説した通り、UR賃貸では多くの物件で網戸は設置されていません。

そのため、網戸が必要と感じた場合は、入居後に網戸を設置する必要があります。

ホームセンター・ネット通販などで購入してつける

まず1つ目の方法としては、ホームセンター・ネット通販などで購入して設置するというものです。

網戸と言っても色々なタイプのものが販売されています。

例えば、女性でも簡単に網戸を設置する事が出来る「マグネット式の網戸」や「スライド式の網戸」、「内開き用・外開き用の網戸」など、設置する場所によって網戸の形状を変える事も可能です。

価格帯は、5,000円~10,000円程度が相場となっていますが、形状や大きさによってはもう少し費用がかかる事もあります。

業者に依頼してつける

そして2つ目の方法としては、業者に依頼して設置するというものです。

一番おすすめの方法としては、UR都市機構が運営する「JS(日本総合住生活株式会社」のJSリリーフというサービスを利用する事です。

JSリリーフでは、会員制度を導入しており、会員になると割引を利用して網戸の設置を依頼する事が出来るのです。

JSリリーフのカタログ内の網戸を設置する場合、だいたい1割引で利用する事が可能なのでおすすめです。

UR賃貸で網戸をつける際の注意点

では次に、UR賃貸で網戸をつける際の注意点を解説していきたいと思います。

原状回復義務がある

まず1つ目は、原状回復義務があるという事です。

冒頭でも触れましたが、現在のUR賃貸物件では網戸が予め設置されている物件と、網戸がない物件の両方が存在しています。

そのため、最初から網戸が設置された状態で入居した場合は、設置されていた網戸自体に対して原状回復義務が発生しますが、最初に網戸が設置されていなくて自分で設置した場合は、退去する際に取り外す必要があるので注意が必要です。

後で入居する人も網戸が必要だろうと考えて、そのまま残しておきたいという人もいるかもしれませんが、網戸の設置がない古い物件では入居した状態に戻して退去する必要があるため、どんなに新しいものでも取り外してから退去するようにしましょう。

URに依頼してもつけてもらえない

2つ目は、URに依頼してもつけてもらえないという事です。

基本的には、入居後に網戸が必要になった場合は、URに直接網戸の設置を依頼しても受けてもらう事が出来ません。

その代わりに、先ほどもご紹介しましたが、URが運営しているJSサービスを利用する事で依頼できますのでそちらを活用しましょう。

賃貸借契約書をしっかり確認する

そして3つ目は、賃貸借契約書をしっかり確認するという事です。

UR賃貸に限らずですが、賃貸物件を借りている間はどのような事も賃貸借契約書に書かれている内容に沿って物事が判断されます。

網戸に関しても例外ではなく、設置自体が禁止されていたり、退去時の網戸の取り扱い方などは必ず賃貸借契約書をしっかりと確認し、トラブルにならないように注意しましょう。

設置できる網戸のタイプなどが記載されている場合は、その内容に従いましょう。

新しい物件では網戸がついているUR賃貸もある

築年数が古い物件が多いUR賃貸では、まだまだ網戸が設置されていない所も多いのが現状です。

しかし、ここ数年で設備等の老朽化や入居者の家族構成が変わってきたなども背景も相まって、部屋のリフォームが徐々に進んできています。

そのため、新しいUR賃貸に関しては網戸が設置されている所もあるので、UR賃貸への引っ越しを検討している人は早めにそのような物件を探しておく事をおすすめします。

まとめ

さて今回は、UR賃貸に網戸がない理由や設置の際の注意点というテーマで、詳しく解説してみました。

網戸は、特に夏場になると虫が入ってくる頻度も多くなるため、出来れば夏前には設置を終わらせておく方が安心です。

設置するタイミングを間違えると、あまり効果を発揮できなくなってしまうので、網戸のないUR賃貸に入居したら出来るだけ早く網戸を取り付けるようにしましょう。

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